車に付属している工具だけでタイヤ交換する方法

ぼくの住む南大阪では、スノータイヤを履くことはありませんが、ちょっと岐阜まで遠征することになったので、もともと車に付属している工具だけでスノータイヤに履き替えました。

みなさん、こんにちは!
ダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

今日は、車載工具だけで出来る「タイヤ交換の手順」を紹介します。

タイヤ交換に必要な工具

タイヤ交換に必要な工具は以下の3点です。
①ジャッキ
②ジャッキを回す棒
③レンチ

あと、もちろん交換するタイヤが必要です。

工具のありか

上記の3つの工具はすべて、もともと車に装備されているハズです。

車種によって場所は違いますが、ぼくの車(ワゴンR)の場合は、トランクのボードをめくった所にスペアタイヤと一緒に積んでありました。

「ジャッキ」はここ。

 

「ジャッキを回す棒」と「レンチ」は、最初見当たらなくて、この車を購入した中古車屋を疑ってしまいましたが、ちゃんと外したボードの裏側にありました。

タイヤ交換の手順

工具が準備できたら、タイヤを交換していきます。
「外し方」と「付け方」に分けて、見ていきましょう。

タイヤの外し方

まず、タイヤを外す前に忘れてはいけないのが、フットブレーキ(サイドブレーキ)の確認です。

ぼくは、はじめて自分でタイヤ交換した時、フットブレーキをかけるのを忘れていたので、ジャッキで上げた時に車が動いてビックリしました。

ニャンジャ
「パーキング」にして、安全確保ニャ

 

①ナットを緩める
ジャッキで車をあげる前に、まずレンチを使ってナットを緩めます。
外すのは反時計回り。固くて手では回せないので、足で踏みつけます。

女性の脚力では、なかなか厳しいかもしれません。
クロックスでも出来ないことはありませんが、ソールの分厚い靴をオススメします。

②車をジャッキであげる
ナットを4ヶ所ある程度緩めたら、ジャッキアップします。
車の底部(内側)にジャッキを当てるポイントがあります。

 

ワゴンRの場合、底にこんな感じの突起があります。

 

その突起に、ジャッキの溝部分がはまるように合わせ、

 

このように「ジャッキを回す棒」を通して、時計回りに回すと、車が少しずつ持ち上がります。

ニャンジャ
すごいパワーだニャ

 

③ナットを取り外す
タイヤと地面に少し隙間ができるまで持ち上がったら、ナットをさらに緩めます。

 

ある程度まで緩むと、手で外せます。

 

ナットを取り外すと、タイヤがスポっと外せます。

 

ちょっと休憩

早くも疲れたので、ちょっと休憩。

意外と全国でおなじみらしいCM、タイヤのマルゼンの真似をして遊んでみました。

ニャンジャ
・・・

タイヤの付け方

続いて、タイヤを取り付けていきます。

①スノータイヤをはめる
ネジが4ヶ所出ているので、

 

タイヤホイールの穴(4ヶ所)を合わせ、タイヤをはめ込み、ナットを締めていきます。
レンチを使って、手で回せなくなるまで締めておきます。

この時「上→下→右→左」という風に、対角線順に締めると、タイヤがキチンと締めることができます。

 

⑤ジャッキをおろす
さっきとは逆(反時計回り)に回転させて、車をおろします。

 

⑥ナットをしっかり締める
車をおろすことで、タイヤが地面と密着して回らなくなるので、しっかりとナットを締めることができます。

レンチ時計回りに回して、最後は足でガンっと締めます。

 

下の動画のように「カン!」という音がしたらOKです。締めすぎないようにしましょう。

 

⑦交換完了
これを4つのタイヤすべて行えば、タイヤ交換完了です。

一連の流れをタイムラプスで撮影してみたら、雲の動きがええ感じでした!

タイヤ4本替えるのに、ちょうど1時間くらいかかりました。
電動工具など、もっと便利な工具があれば30分くらいでできそうです。

まとめ

軽自動車ならまだしも、普通車になってくるとタイヤもかなりの重さになるので、女性にはなかなか大変な作業やと思います。

「ほんまにちゃんと取り付けられてるか?」と不安になる人もいるかと思います。ぼくも、はじめて交換した時は不安で、取り付けたあと何度もチェックしてました。笑

命にも関わることなので、お金に余裕のある人はスタンドなどで交換してもらう方が良いかも知れません。その方が断然速いし。

ただ、もし出かけている途中でパンクした時など、交換方法を知っていると多少は役に立つかなぁと思い、シェアしました^o^

ニャンジャ
みんな、安全運転よろしくニャ!