魅せる背中

こんにちは、ダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

「子どもは親の背中を見て育つ」

「背中で引っ張るリーダシップ」

というように「背中」というのは、人を動かす上で大事なもんやと思います。

人を動かす、というとこちらの思い通りにするような印象を与えるので、

人が動こうと思うきっかけになる、という感じでしょうか。

なぜ、背中を見せることがポイントなのか?

そこには、2つ理由があると思います。(ここでは、仕事の効率や分業はひとまず置いておいて、「動くきっかけ」にだけ焦点を絞っています。)

まず、1つ目は「安心感」があるからです。

例えば、茂みの中にボールが転がって行った時、

あるリーダーは、

「あそこに確実にボールは転がって行った。経験上、今までヘビとかも見た事ないから安全や。だから、大丈夫!」

と背中を押してくれる。

そして、別のリーダーは、

こちらに背を向け、何も言わず、黙々と茂みでボールを探している。

言葉はなくても、後者の方が茂みに対する「安心感」があるし、自分も探そうと思うのではないでしょうか?

2つ目は、見ている方向が同じになるからです。

例えば、たまにお店の売場で従業員に指導している様子を見かける事があります。

「お客様に対してもっと親切に」

とか

「もっと目配りして」

と従業員に指導しているその上司は、今どこを向いているでしょうか?

従業員には面と向かっていますが、お客さんにはお尻を向けています。

もし、店内で「指導」するなら、その従業員の一歩前に立ち、一緒にお客さんの方を向き、どういう応対が望ましいか、それを見せる事が、従業員はもちろん、お客さんにとっても気持ち良い売場になるのではないでしょうか。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、誉めてやらねば人は動かじ。」

という名言。

山本五十六みたいなこと言うなぁ、の人は多いけど、

山本五十六の言うことみたいやなぁ、の人は少ない。

後者でありたいなぁ。そう思います。

「ライオンのマークがありますが、中の店主は心穏やかな焙煎職人さんだと、率先して確認してくれるリーダーシップの図」

 

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