損して得を取れ?

こんにちは、ダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

「損して得を取れ」

とはよく言いますが、これ元々は

「損して徳を取れ」

らしく、

損をしてでも一生懸命働いていれば、人々が認めてくれて、結果として良い仕事が舞い込んでくる。

ということらしいです。

闇雲に一生懸命働く事が良い事やとは思わへんけど、目先の損得に左右されていては良い結果は得られへん、ってことやと感じます。

以前、農業の職場体験に行った時、ネギの箱詰めが所定時間内に終わらない日がありました。

配属されていたグループの社員さんに

「体験の人は帰っていいよ。」

と言われた時、僕は

「最後までやってもいいですか?」

と尋ねました。すると、その社員さんは

「いいけど、自分が損なだけやで。」

と言いました。

それに対しては何も返答せんかったけど、

その時僕は、「損ってなんやろう?」って考えました。

経験することが目的で来てるんやから、その仕事がどんな風に終わるのかも見たかったし、最後まで体験出来る事が僕にとっては「得」でした。

伝わってますでしょうか?

損とか得なんて人ぞれぞれの価値観やし、ましてや金銭的なことだけではありません。

確かにお金は生きる上で大切なツールやし、価値を計る1つの基準ではあります。

ただ、そこを絶対的な基準にしてしまうと、もっとオモロい事が起こりうる可能性を潰してしまうかも知れへんなぁと思います。

そら、「お買い得」には惹かれるし、金銭的に損するよりは得したいですが、資産や高価なアクセサリーよりも、「徳」のある人になりたいものです。

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