三日坊主を克服するとっておきのマインドセット

新年の決意、継続できていますか?

みなさん、こんにちは!
ダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

2018年も明けて一週間が経とうとしていますが、元旦にスタートした新しい習慣、継続できていますか?

「今年も安定の三日坊主だ」と諦めていないでしょうか?

昨日は、「続けなられなかったらどしよう。」という不安によってスタートすらできない人へ向けてのブログ「継続するための、たった1つの秘訣」を書きましたが、今日は「三日坊主を克服するとっておきの方法」を紹介します。

継続できないのは本能

続けられていますか?

と偉そうに問いかけているぼくは、継続するのがとても苦手です。
飽き性なので、新しいことを始めるのは得意な方ですが、何か1つのことを続けるのは下手くそです。

そんなぼくが、うつ病を克服していく中、いろんな本を読んだりしながら、自分の体感としても気づいた「継続できない理由」は、人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)があるからです。

ニャンジャ
ホメオスタシス?

 

ホメオスタシスは「変わりたくない自分」

人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という、「自分の当たり前」を維持しようという働きがあります。

これは何もうつ病の人だけではなく、全ての人に備わった機能で、暑くなったら汗をかいて体温を下げたり、寒くなったら身震いして身体を温めようとする生命維持システムです。

生きていくためには必要不可欠な機能なのですが、何か新しいことを始めて継続していく時には邪魔をしたりします。

簡単に言えば、「変わりたくない自分」です。

こいつがなかなかの強者で、あの手この手を駆使して、元の状態に戻そうとしてきます。

新しいことを継続するには、それが「自分の当たり前」になるまで、「変わりたくない自分」と向き合い続ける必要があります。

 

「変わりたくない自分」と向き合う2通りの方法

「変わりたくない自分」とうまく向き合う方法は2通りあります。

  1. 気付かれないように少しづつ進む
  2. 「変わりたくない自分」にも感謝する

です。

気付かれないように進む方法

「変わりたくない自分」の監視は、まるで厳格な親父のようです。

いきなり金髪に染めたりしてしまうと、黒髪に戻されるどころか、丸坊主にされてしまいます。

気付かれないように、すこーしずつ茶色にして行かなければなりません。

親父なら、いつかは気付きます。しかし、「変わりたくない自分」は厳しさはあれど、視力や記憶力があまり良くないので、小さな変化には気付きにくいです。

だから、疲れてしまうほど派手に動かず、少しづつ、半歩ずつくらいの気持ちで始めるのがポイントです。

 

「変わりたくない自分」にも感謝する

そんな「変わりたくない自分」の監視力は人それぞれだし、それに負けない意志の力も人それぞれです。

特にうつ病の時は、意志の力は弱まっています。

「うつなんて意志が弱い」と人から言われたり、自分を責めたりしがちです。

「意志が弱い」その通りだと思います。何らかの理由で、身体を休めようとホメオスタシスが働き、監視力を高め、意志の力を弱めて、それ以上動かないようにしているのです。

だから、「意志の弱い人間」なのではなくて、「意志の弱まった状態」です。生命を守るための防護手段なので、責めても仕方ありません。

逆に、「守ってくれてありがとう」なのです。

継続の秘技「四捨五入メソッド」

しかし、感謝するだけでは前に進めません。

そこでようやく、ぼくがうつ病の試行錯誤の中で見つけた、お気軽マインドセット「四捨五入メソッド」の登場です。

その名の通り、四捨五入を活用した考え方です。

この考え方を使えば、「変わりたい自分」と「変わりたくない自分」の両方を認めながら、すこーしずつ前に進むことができます。

 

「四捨五入メソッド」の概要

「四捨五入メソッド」は全く難しくありません。

四捨五入して「1」になれば「継続できている」と考える、シンプルかつええ加減な考え方です。

たとえば、一週間のうち4日間やれば、「7分の4=0.57、、、」となって、四捨五入したら「1」となるので、「継続できている」と解釈する大変都合のいい考え方です。

ニャンジャ
それはニャイス!

 

「四捨五入メソッド」のない時

「今年こそは英語を話せるようになるぞ!」と元日に意気揚々と勉強をスタートさせたD.N.さんを例に挙げましょう。

1月2日、3日はスタートダッシュで継続できたものの、4日は友だちとの新年会があったので英語の勉強はせず、5日は二日酔い、6日は会社の新年会、、、と続き、7日の日曜日にテレビを見ながら、

「あー今年も三日坊主やなぁ。」

と続けられない自分を嘆いて凹み、そのまま床につきます。

この、「続けられない自分を嘆いて凹み、そのまま床につきます。」がポイントです。

恐らくD.N.さんは、今年も英語が話せるようにはなりません。

盆前に、また英語教材を購入するものの、帰省やなんやで三日坊主に終わり、続けられない自分を嘆いて凹んで、ジ・エンドです。

 

「四捨五入メソッド」のある時

四捨五入メソッドを知っていれば、同じ状態で1月7日の晩を迎えてもお気楽です。

10分だけも勉強すれば、一週間のうち4日間勉強したことになるので、四捨五入して「1」として、「今週は継続できた」となります。

「今年は継続できてるなぁ」と気持ちよく眠れることでしょう。

 

もっとええ加減な「繰り上げメソッド」

もっと都合のいい人は、「繰り上げメソッド」もいいでしょう。

これは「四捨五入メソッド」よりもっといい加減で、週一回でも、月一回でも、ゼロでなければ、小数点以下を繰り上げて「1」にできます。

自分の実力にこそなりませんが、「止めてはいない」という超ポジティブシンキングです。

まとめ

これらの考え方は、うつ病から抜け出すときだけじゃなくて、いろんな場面で有効だと思います。

特に、物事をネガティブに捉えがちな人は、自分にOKを出すのが苦手だったりします。

たまにはゆるーくええ加減な計算で答えを出してみると、もう少し気楽におもろく生きられるかも知れませんね。

ニャンジャ
おにぎり10個食べても、1個ということにしておこうかニャ〜。モグモグ、、

 

 

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