生きるとは削ること。「選択の科学」を読みました。

こんにちは!ダイナミック忍者(@dynamic_ninjya)です。

 

「選択とは本能である。」

という一節がとても印象的だった「選択の科学」を読んだ。

逃げるか、立ち向かうか。
木に登るか、茂みに隠れるか。
安全を保障され、何の選択の必要もなくなった動物園の動物は
野生動物より早死にするらしい。

 

人間も、意識しようがしまいが
毎日、数々の選択をしている。

 

結婚・転職といった大きな選択から、
歯を磨く、暖房をつけるという小さな選択まで。

 

その小さな選択の1つひとつが、今の自分を作っている。
選んだものを付け加えているというよりは
選ばないものを削ぎ落して、自分の核となる部分を浮き彫りにしていってるんかも知れん。

 

ほっといたら、色んな情報とか物欲が引っ付いて、ぶくぶくまん丸の
見分けのつかへん個性のないものになってしまう。

 

自分が大事にしたいもの、おもろいと感じるもの
その感性を研ぎすまして、必要なものを選び、不要を削って行く。

 

あるカリスマ美容師が、
「ヘアカットは彫刻と一緒で、求めるかたちに削って行く作業」と言っていた。

 

人生も、ヘアカットみたく
自分の芯を探し求める彫刻作業なんかも知れんなぁ。

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